施工事例Our Works
五所川原市内にて作業をさせていただいた稼働写真です。
駐車場でのライン引きは下記のような作業工程がございます。
こういったお仕事を通し、皆様の安全であり快適な生活を守るお仕事をさせていただいております。
1.準備作業
- 現場調査:施工現場を事前に調査し、ラインで書かれた標示の位置や種類を確認します。必要に応じて、工事計画書を作成します。
- その日の清掃:道路表面の汚れ、ホコリ、砂などを清掃し、ラインマーキングがしっかりと行うように致します。 場合によっては高圧洗浄機やブロワーも使用します。
- 交通規制:安全に作業を行うため、コーンや立て看板での予告を設置して交通規制を行います。必要に応じて交通誘導員を配置します。
2.測量・マーキング
- 基準線の測量: 正確な位置にラインを描くため、基準線を測量します。レーザーやチョークライン(墨出し用チョーク)を使って、ラインの位置をマーキングします。
- 下書き(ガイドライン) : スプレーペイントやチョークで仮のラインを描き、実際の塗装時の目安にします。
3.下地処理
- プライマーの塗布(必要な場合) : アスファルトやコンクリートの表面に密着させるために、プライマー(後続剤)を塗布する場合があります。
- 古いラインの削除: 必要のないラインがある場合は、サンドブラストやグラインダーで削り取ることもあります。
4.塗料の準備
- 塗料の選択:道路標示には、熱溶融型塗料(熱可塑性塗料)または常温型塗料(アクリル塗料)が使用されます。道路の用途や耐久性の要求に応じて塗料を選択します。
- 塗料の加熱(熱溶融型の場合):熱溶融型塗料を使用する場合は、加熱釜で200℃前後まで加熱して溶かします。
5.ラインの塗布
- 専用機械での塗装:ライン引き専用のマーキングマシン(ラインストライパー)を使用して、白線を引きます。機械には塗料タンク、ガイドレール、スプレーピッチが装備されており、正確な幅と長さでラインを描く事ができます。
- 手動での修正(必要な場合) : 細かい部分や手作業が必要な箇所には、手動のライン引きツールやスプレーガンを使用します。
6.ガラスビーズの散布(必要な場合)
- 反射材の散布:夜間の視認性を向上させるため、塗料が乾く前にガラスビーズを散布することもあります。これにより、車のヘッドライトを反射して白線がわかりやすくなります。
7.乾燥・硬化
- 乾燥時間の確保:塗料の種類によって乾燥時間は異なりますが、常温型塗料なら数分〜数十、熱溶融型塗料なら数分で硬化します。
- 通行再開:塗料が完全に乾燥したら、交通規制を解除します。
8.仕上げ・点検
- 品質チェック:仕上がりのラインの幅、色、厚みなどが基準に合っているか確認します。必要に応じて補修作業を行います。
- 清掃と片付け:作業後、現場を清掃し、使用した機材や交通規制のなど回収します。